2021.10.09

トレッドミル VS 屋外ランニング🔥 

こんにちは!

恵比寿代官山店の石渡です!

 

お客様から質問が多い
外で走るのと室内でマシンでのランニングの違いはあるの⁉️
についてお話していきたいと思います!!


結論
違います!

色々と違いはありますが僕が思う違いを
3つ話していきたいと思います!

1、自動と他動

外でのランニングは自分の脚で前に進まなければいけない自動です。
トレッドミルはベルトが動くので他動で前に進む事ができます。

前に進む為にはハムストリング、臀筋群が地面を蹴ることが必要となり
前に進む力を利用して蹴った反対の脚を前に振り出すことができます。

ですが
トレッドミルでは蹴らずとも接地した足がベルトによって後ろに
引かれますので後ろに蹴る力が必要ありません。

なので
脚を上げる、前に引き上げる力の方が重要になります。

屋外のランニングでは地面を蹴る
→股関節の伸展の力(ハムストリング、臀筋)

室内のトレッドミルでは脚を上げる
→股関節に屈曲の力(大腰筋、大腿直筋、大腿筋膜張筋など)

と大きな違いがあります!!

現代人の方は股関節の屈筋群を使いすぎてしまうと
姿勢などの体への影響が出てしまいます。。。。。

それが
下部交差症候群という姿勢不全です!

下肢のマッスルバランスである下位交差症候群 | 理学療法士・作業療法 ...

大腰筋、大腿直筋、大腿筋膜張筋、脊柱起立筋
が硬くなると
臀筋、腹直筋、腹斜筋などが緩んでしまい
姿勢不全による不調が出てきてしまいます。

上記はデスクワークの方が陥りやすい姿勢になりますが。。。
トレッドミルでも多く使われていましたね。。。。

トレッドミルだけに頼ってしまうと、
普段からデスクワークの方はさらに姿勢不良が助長されます。

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2.身体が整う

トレッドミルでは
同じ平面を決められた速度で一定に走ります。
なので、足底の感覚、歩幅、歩調と変化があまりないです。

屋外では
地面の触感、傾斜に合わせて身体が適応。

歩行者、車、信号、坂道などに合わせて
左右へステップ、歩幅を変えたりと環境の適応。

景色(周辺視)が変わるのでパソコンの固定視による視覚機能低下を軽減。

景色を見ながら走ることで交感神経を抑える働きがありますので自律神経を整えてくれます。

 

ゴールデンアワーの間に走ろうとしている女性

 

3.幸せホルモン分泌、ビタミン合成

景色をみたり日の光に浴びることによって
セロトニン、エンドルフィンというホルモンが
分泌し気分が高まると言われています。


日光を浴びるとビタミンDを生成します。

ビタミンDは免疫力を高めたり、うつ病などの改善にも
大切な栄養素だと言われています。

ここまで屋外での違いとメリットを伝えてきましたが

トレッドミルもメリットがあります!

1、天候、気温に左右されずに走れる。

寒い中、真夏の中、雨の中と左右される事なくランニングを行えます。


2、関節への負担軽減。

クッション性能が高いので膝、股関節、腰と関節に問題がある方などには有効です。


3、事故のリスクが少ない

外を走るリスクの一つが事故です。
車両や人との接触、またはつまづき転倒するリスクなどは少ない。

まとめ

外で走ることは、単に走ると言う動作以上に沢山のメリットがあります。可能な限り外で走る事が望ましいと思います。

とはいえ、都会暮らしで忙しい現代人が定期的に外に走りにいくことは難しいですね。

また、雪や雨、そして寒い中や猛暑の中を無理して走ることが決して健康的だとは私は思いません。

外を走ることのメリット、そして室内トレッドミルで走るメリットをしっかりと理解し、使い分けていくことが大切なのではないでしょうか?

最後に
心拍数や呼吸数、そして消費カロリーなどは大きな差がないと言われていますます!
なので僕としては天候が悪い日はトレッドミルで走り、天候が良い時はなるべく外でのランニングをしていただきたいです!

少しでも皆さんのためになれば嬉しいです!

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